箱根ガラスの森美術館

2008年03月03日

収蔵作品のご紹介 龍装飾コンポート

龍装飾コンポート

龍装飾コンポート
1880年頃

19世紀を代表するサルヴィアーティ工房の作品で、海棲シリーズと呼ばれる中の一つです。坏の両脇に龍の装飾がつけられ、全体にはモールと呼ばれる稜線模様が入っています。
現代のヴェネチアン・グラスにドルフィンやドラゴン(龍の落し子)などの装飾が多く使われているのは、サルヴィアーティ工房のこのシリーズに由来しています。
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