箱根ガラスの森美術館

2009年02月21日

箱根ガラスの森 2009年特別企画展 「〜ルネサンスからバロック〜黄金時代のヴェネチアン・グラス展」

 箱根ガラスの森美術館(館長:岩田 正崔) は、特別企画展「〜ルネサンスからバロック〜黄金時代のヴェネチアン・グラス展」を2009年4月18日(土)〜11月3日(火)まで開催致します。
15世紀以降、繊細で優美なヴェネチアン・グラスは、ガラス芸術としてヨーロッパ中の王侯貴族を魅了していきます。
なかでも、16〜17世紀、ルネサンスやバロックといった芸術様式で多くの傑作が誕生した時代に、ヴェネチアン・グラスもまた、それに呼応するように洗練され、「黄金時代」を迎えました。
―水晶のように透明な輝きを放つガラス、ゴブレットや壷に描かれた色鮮やかな絵付け、薄く吹かれたコンポートに線刻された草花文様、乳白ガラスの細線が織りなす美しいレース模様、貴石を模しその魅力をも超える美しさをまとったマーブル模様―これらはガラスの美を追求した技巧の極致と言えるでしょう。
 本展では、箱根ガラスの森美術館が所蔵する約700点の中から厳選した、黄金時代の名品50余点の魅力を紹介し、往時のヴェネチア貴族の華やかな世界へと誘います。


【展示構成】

「クリスタッロ−水晶への賛美−」
 15世紀後半、アンジェロ・バロヴィエールがガラスの不純物を除き、透明なガラスを作ることに成功。天然水晶とも称賛されるクリスタッロ(イタリア語で水晶の意) の作品を紹介。

「エナメル彩−ヴェネチア派の画家たちのガラスへの挑戦−」
 ルネサンス時代、ヴェネチア派と呼ばれる画家たちが活躍。絵画のように、ガラスをキャンバスに見立て、人物や紋章、様々な模様などが色彩豊かに描かれた、エナメル彩や油彩の作品を紹介。

「レース・グラス−ヴェネチアン・レースへの憧れ−」
 器面に線刻し、レースを表現したダイヤモンド・ポイント彫り、ヴェネチアン・レースを身にまとう貴婦人のように、清楚で気品ある様子から「ガラスの貴婦人」と称されたレース・グラス。美しいレース模様のコンポートやゴブレットなどレースへの憧れから誕生した技法の作品を紹介。

「多彩な技法−自然からのひらめき−」
 16世紀から17世紀に生み出された技法で、大理石を模して作られたマーブル・グラスや氷のような模様を作り出すアイス・クラックなど、自然から発想を得た作品を紹介。


              記
名称 「〜ルネサンスからバロック〜黄金時代のヴェネチアン・グラス展」
主催 毎日新聞社 箱根ガラスの森美術館
後援 在日イタリア大使館
会期 2009年4月18日(土)〜11月3日(火)
会場 箱根ガラスの森美術館
時間 9:00〜17:30(入館17:00 迄) 年中無休
入館料 大人\1300 大高生\1100 小中生\800

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