箱根ガラスの森美術館

2013年04月30日

ミュージアム・コンサート2013年 ワークシート「馬頭琴」

箱根ガラスの森美術館ではミュージアム・コンサート「馬頭琴」にまつわるワークシートをご用意いたしました。
小学生、中学生を対象にしたクイズ形式のワークシートです。

日程:5月 1日・2日・8日・15日・22日・29日
受付時間:9:00から16:30まで
場所:ヴェネチアン・グラス美術館
参加費:無料
(ご入館料のみ:大人¥1,300 大高生¥1,100 小中生¥800 )

ミュージアム・コンサート2013年 ワークシート「馬頭琴」

■草原と遊牧民
モンゴルの草原には、「ゲル」と呼ばれる組み立て式の家に住み、移動しながら馬や羊や牛とともに生活する「遊牧民」と呼ばれる人たちがたくさんいました。遊牧民にとって、生活を支える馬は大切な仲間であり財産でした。子供のころから馬に親しむ生活から馬頭琴という珍しい楽器が生まれたと言えるでしょう。現在でも、約40 万人ほどが遊牧生活をしています。


■馬頭琴奏者 セーンジャーさんと『スーホの白い馬』
小学校の国語の教科書にも掲載されているモンゴルの有名な民話です。遊牧民のスーホという少年が馬頭琴を作り出すまでの物語です。昔からモンゴルの人達が大切にしている馬頭琴が一体どのようにして誕生したのかを知ることができます。今日、すばらしい演奏をしてくれたセーンジャーさんは、映画「スーホの白い馬」でスーホ役を演じ、映画のために作曲もしています。映画を見たり絵本を読んだりしてモンゴルと馬頭琴の文化に触れてみましょう。


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「モザイク美の世界」展示作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ランプ

「モザイク美の世界」展示作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ランプ

ミルフィオリ・グラス・ランプ
1910年頃(ヴェネチア)
フラテッリ・トーゾ工房
収蔵:箱根ガラスの森美術館

様々なミルフィオリ・グラスを使い作られたランプで、ランプシェード、台がガラスでできている。台とランプシェードは、金具でつなげられ、その金具に電球のソケットがつけられている。この作品はモザイク・グラス片を一枚の板状に熔着した後、小量のガラス種に巻きとって、成形しており、透明ガラスとミルフィオリ・グラスの二層になっている。



箱根ガラスの森美術館 2013年特別企画展
─時空を超えた東西の技─「モザイク美の世界」
ヴェネチアン・グラスと里帰りした箱根寄木細工

会期:4月20日(土)から11月24日(日)


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