箱根ガラスの森美術館

2013年11月06日

「モザイク美の世界」展示作品のご紹介:からくり箱・四方引出箱

「モザイク美の世界」展示作品のご紹介:からくり箱・四方引出箱

からくり箱
江戸時代(箱根)
収蔵:金子皓彦

江戸時代に制作された秘密箱。上部に嵌め込まれた麻の葉文様が目を引くが、この麻の葉文様がからくり箱を開けるためのスイッチになっている。この部分を押すと、内蓋が下がり、箱が外れるようになっている。周囲の木目は、墨によって描かれたもの。


四方引出箱(しほうひきだしばこ)
江戸時代(箱根)
収蔵:金子皓彦

江戸時代に制作された四方に引き出せる仕掛けの小箱。黒い部分や木目は、墨を用いて高級な黒柿材を真似た「墨柿」という技法によって表現されている。同じ形の四方引出箱をシーボルトが購入し、それがオランダ・ライデンの国立民族学博物館に所蔵されているほか、日本開国にあたり幕府が米国のフィルモア大統領に贈ったものが、スミソニアン博物館に収蔵されている。




箱根ガラスの森美術館 2013年特別企画展
─時空を超えた東西の技─「モザイク美の世界」
ヴェネチアン・グラスと里帰りした箱根寄木細工
会期:11月24日(日)まで 
http://ciao3.com/museum/kikaku/2013_glassmosaic_yosegi/


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