箱根ガラスの森美術館

2014年11月02日

展示作品のご紹介:花装飾脚大坏

展示作品のご紹介:花装飾脚大坏

花装飾脚大坏
19世紀|ヴェネチア

クリスタッロと呼ばれる無色透明なガラスを引き伸ばして作られたゴブレットで、脚部には龍を連想させる飾りと青色、黄色、ピンク色の色ガラスで作られた三輪の小花が熔着装飾されている。ルネサンス以降、ヨーロッパの上流階級を背景に発展を遂げたヴェネチアのガラス産業は、他のガラス産地の台頭や、ヴェネチア共和国の解体、ムラーノ島のガラス職人組合の解散などを理由に、18世紀頃から衰運の一途を辿り始めた。そこでガラス職人達は、先人達が残した伝統技術を研究し、新しい試みや改良を加えることで、時代の流れに即応したガラス作品を生み出していった。本作品は、そのような動向の中で生み出されたゴブレットである。


「‐華麗なるヴェネチアン・グラス‐ 祝宴の器展」 展覧会図録
B6版 96項 1600円(税込)

■図録通信販売
現金書留で、郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、一冊代金2100円(送料込)を以下の住所に送付してください。

〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
「箱根ガラスの森美術館 祝宴の器展図録係」


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 12:45 | TrackBack(0) | 美術館・企画展