箱根ガラスの森美術館

2015年05月31日

展示作品のご紹介:化粧シーン陶彫像

展示作品のご紹介:化粧シーン陶彫像
化粧シーン陶彫像
1760年|ドイツ|ルードヴィッヒスブルグ窯

18世紀に流行した衣裳に身を包んだ男女の陶彫像。肌を白く仕上げた貴婦人が、貴族の男性が右手に抱えた鏡に映る自分の姿に見入る様子が表されている。往時の華やかな宮廷生活が感じられる、ルードヴィッヒスブルグ窯の作品である。ドイツのヴュルテンベルク王国のカール・オイゲン公によって設立されたルードヴィッヒスブルグ窯は、1756年から1824年まで続いた窯で、作品の底の部分には王冠とCとCを交差したマークがある。この作品のように人間や神、動物の姿をかたどった彫像をフィギュリンといい、晩餐会の食卓を飾る食卓装飾品として、18世紀ヨーロッパの貴族を魅了した。


2015年特別企画展:魅惑の香水瓶 ─貴族が愛した香りの芸術─


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2015年05月30日

展示作品のご紹介:アーティチョーク形香水瓶

展示作品のご紹介:アーティチョーク形香水瓶
アーティチョーク形香水瓶
19世紀|ドイツ

アーティチョークは地中海沿岸原産でアザミに似た花を咲かせる多年草。この作品は、食用にもなる若い蕾の部分がモチーフになっている。陶磁器では18世紀頃より自然のものをモチーフにした作品が作られ、アスパラガスやアーティチョーク形などの野菜モチーフも人気が高かった。

2015年特別企画展:魅惑の香水瓶 ─貴族が愛した香りの芸術─


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 16:25 | TrackBack(0) | 美術館・企画展

2015年05月29日

フュージング体験工房:季節限定モチーフ「カタツムリ」

フュージング体験工房:季節限定モチーフ「カタツムリ」
箱根ガラスの森美術館の体験工房「ヴェトロ」では、様々なガラスを組み合わせ、熱を加えて熔かし合わせるフュージングという技法を使い、アクセサリー作りを行っています。
季節限定モチーフとして「カタツムリ」などをご用意いたしました。

季節限定モチーフ:2100円より
制作時間:約15分から20分

フュージング体験工房


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 16:38 | TrackBack(0) | ガラスの体験工房

2015年05月28日

読売新聞:クリスタル・ガラスのアジサイ

読売新聞:クリスタル・ガラスのアジサイ
読売新聞にて箱根ガラスの森美術館庭園の「クリスタル・ガラスのアジサイ」をご紹介いただきました。


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2015年05月27日

ドルトムント、サリー・ホルムズなど開花

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「ドルトムント Dortmund」が開花しました。真っ赤な一重咲き中輪種のツルバラです。
(1955年 ドイツ コルデス社作出)

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「サリー・ホルムズ Sally Holmes」が開花しました。クリームがかった白の一重咲き大輪種のツルバラです。
(1976年 イギリス ロバート・ホルムズ作出)




posted by 箱根ガラスの森美術館 at 17:45 | TrackBack(0) | バラ開花状況

2015年05月26日

蔓紫陽花(ツルアジサイ)開花中

蔓紫陽花(ツルアジサイ)開花中

箱根ガラスの森美術館で最も早く開花するあじさいです。水車小屋とカフェレストランの壁に気根を張って這い上がり、可愛らしい白い花を咲かせています。

蔓紫陽花(ツルアジサイ)開花中



posted by 箱根ガラスの森美術館 at 17:01 | TrackBack(0) | あじさい開花状況

2015年05月25日

クレマチス

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水車小屋の横でクレマチスが咲いていました。


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 12:39 | TrackBack(0) | 庭園・季節の花

「コンプリカータ Complicata」が開花

「コンプリカータ Complicata」が開花
「コンプリカータ Complicata」が開花しました。ピンクの一重咲き中輪種のオールドローズです。
(18世紀頃 作出不明) 春咲き、半つる性


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2015年05月24日

カクテル、アルテシモ、モナリザ、箱根山椒薔薇など開花中

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「カクテル Cocktail」が開花しました。赤の一重咲きの中輪種で、中心が黄色になりとても鮮やかで目立つバラです。
(1957年 フランス メイアン社作出)

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「スイート・セレナード Sweet Serenade」が開花しました。赤紫の半八重咲き中輪種のバラで葉の鋸歯が特徴的です。
(2009年 日本 イタミ・ローズ・ガーデン 寺西菊雄氏作出) 

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「アルテシモ Altissimo」が開花しました。赤の一重咲きの大輪種で、ビロードの様な花弁が美しいバラです。
(1966年 フランス デルバール社作出)

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箱根山椒薔薇(ハコネサンショウバラ)が開花しています。薄い桃色の一重咲き中輪種で、山椒の様な葉とトゲの有る蕾が特徴的です。

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「モナリザ Mona Lisa」が開花しました。オレンジから覆輪のピンクのグラデーションが美しい丸弁咲き中輪種のバラで良い香りがします。
(1980年 ドイツ コルデス社作出)

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「モナリザ Mona Lisa」が開花しました。オレンジから覆輪のピンクのグラデーションが美しい丸弁咲き中輪種のバラで良い香りがします。
(1980年 ドイツ コルデス社作出)




posted by 箱根ガラスの森美術館 at 19:33 | TrackBack(0) | バラ開花状況

シャクナゲ

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エントランスの白いシャクナゲが咲いていました。


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 14:46 | TrackBack(0) | 庭園・季節の花

クリスタル・ガラスのアジサイ

クリスタル・ガラスのアジサイ
庭園の中央にクリスタル・ガラスのアジサイを植えました。一株に約2,000粒のクリスタル・ガラスが咲き、雨露や風を受けて揺れるとキラキラと輝きます。


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 10:12 | TrackBack(0) | あじさい開花状況

2015年05月23日

展示作品のご紹介:カット・ガラス魚形香水瓶

展示作品のご紹介:カット・ガラス魚形香水瓶
カット・ガラス魚形香水瓶
1884年頃|イギリス|トーマス・ウェッブ&サンズ社

魚形の香水瓶で本体は無色ガラスにカット技法が施されており、栓となる尾ひれが金属で作られている。19世紀前半、イギリスとアイルランドではカットで装飾した鉛クリスタル・ガラスの生産が急激に拡大していた。トーマス・ウェッブ&サンズ社は、この装飾で名声を高め、のちに被せガラスを用いたカメオ装飾技法で優れた作品を生み出した。

2015年特別企画展:魅惑の香水瓶 ─貴族が愛した香りの芸術─


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2015年05月22日

箱根山椒薔薇(ハコネサンショウバラ)が開花

箱根山椒薔薇(ハコネサンショウバラ)が開花

箱根山椒薔薇(ハコネサンショウバラ)が開花しました。薄い桃色の一重咲き中輪種で、山椒の様な葉とトゲの有る蕾が特徴的です。

ハコネサンショウバラ



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2015年05月21日

蔓紫陽花(ツルアジサイ)

蔓紫陽花(ツルアジサイ)
水車小屋の壁を這い上がっている蔓紫陽花(ツルアジサイ)が開花しています。


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2015年05月20日

バラの開花状況

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「アルテシモ Altissimo」の蕾が膨らんできました。赤の一重咲きの大輪種で、ビロードの様な花弁が美しいバラです。
(1966年 フランス デルバール社作出)

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「カール・フォスター Carl Foster」が開花しました。白の中輪種でつる性があります。

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「ファザーズ・デイ Fathers Day」が開花しました。オレンジのディープカップ咲き小輪種で良い香りがします。花付きがとても多いバラです。
(1959年 ドイツ タンタウ社作出) 別名:オレンジマザーズデイ


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 18:16 | TrackBack(0) | バラ開花状況

カルミア

カルミア
フロント近くのカルミアが開花しました。


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 14:50 | TrackBack(0) | 庭園・季節の花

「NEWラブプラス+」コラボジャム再入荷

「NEWラブプラス+」コラボジャム再入荷
「NEWラブプラス+」コラボジャム三種類が再入荷いたしました。



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シャクナゲ

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水車小屋の近くのシャクナゲが開花していました。


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サンザシ

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山査子(サンザシ)が開花しました。
秋には赤い実が生ります。

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2015年05月19日

展示作品のご紹介:三つ口香水瓶

展示作品のご紹介:三つ口香水瓶
三つ口香水瓶
18世紀後半|ロシア

ロシア皇帝エカテリーナ2世(在位1762〜1796)のために作られたこの豪華絢爛たる三つ口の黄金瑪瑙製の香水瓶には、中央部分の七宝帯文中に、謎めいた銘文が記入されている。「VOTREAMITTE ‘FAIT MA SEULFELICITE(あなたの愛は、私だけの至福を生む)」という銘文。「あなたと私」とは一体誰であったのだろうか。エカテリーナ2世の夫は、歴史上、かの有名なピョートル大帝(在位1682〜1725)の孫ピョートル3世(1728〜1762=暗殺される)であった。本来ならば帝位を継ぐべき筈であった夫が暗殺に遭い、その夫に代わって帝位についたエカテリーナ2世に、ピョートル3世が生前に贈った祝福の香水瓶であったのではなかっただろうか。三つの香水瓶を合わせて一体に作った三つ口香水瓶のそれぞれに、エカテリーナ2世の愛した香水が、ピョートル3世の愛とともに一杯注がれたにちがいない。



posted by 箱根ガラスの森美術館 at 13:36 | TrackBack(0) | 美術館・企画展