箱根ガラスの森美術館

2019年12月12日

プレセピオの歴史

プレセピオの歴史
─プレセピオの歴史─
イタリアを始めヨーロッパのカトリック諸国ではクリスマスにプレセピオという、人形を飾る習慣があります。
12世紀に聖フランチェスコによって創始されたプレセピオは文字を殆ど読むことのできなかった当時の民衆に、キリスト教を理解してもらうために「キリスト生誕」、「羊飼いの礼拝」、「東方の三博士の礼拝] の場面を総合的に人形で再現したものです。
ルネサンス時代、この主題はキリスト教絵画の代表的な画題として多くの画家に描かれ、画家たちの豊かな想像力により、物語はさらに細かく、華やかに表現されてゆきました。
それ以降、プレセピオにも細やかな絵画表現が多く反映され、キリストを訪れる三博士に加え、キリストの生誕を知らせた羊飼いや、三博士の従者などがひしめき合い、華やかな祝いの場面として表現されるようになりました。
ヴェネチアでは19世紀後半からガラスによりプレセピオが制作され、様々な形式のものが残されています。

2019年クリスマス企画展「ヴェネチアン・グラスで読み解くクリスマス物語〜Buon Natale〜」


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ガラスの干支プレゼント

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「ガラスの干支プレゼント」
2020年1月1日、2日、3日の三日間、朝10時より、箱根ガラスの森美術館に御入館のお客様、先着300名様(三日間合計900名様)に、2020年の干支“子”にちなみ、「箱根ガラスの森美術館オリジナル ガラスのネズミ」をプレゼントいたします。

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年末年始の開館時間等のお知らせ

■年末の開館時間:12月30日、31日は、10時から16時30分 ご入館は16時まで。 
■年始の開館時間:通常と同じ、10時から17時30分 ご入館は17時まで。 
■冬季休館日:2020年1月14日から1月24日は休館とさせていただきます。 

大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。

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