箱根ガラスの森美術館

2020年10月20日

収蔵作品のご紹介:龍装飾コンポート

収蔵作品のご紹介:龍装飾コンポート
龍装飾コンポート
(1880年頃|ヴェネチア)

19世紀イタリアの名門サルヴィアーティ工房は、新しい形式の装飾的なガラス作品を次々に発表して人気を博した。海棲動物と魚のシリーズは、水の都ヴェネチアのガラスにふさわしい雰囲気を備えていることから、人気を博したシリーズの一つであった。

サルヴィアーティ工房では、他に花シリーズの装飾ゴブレットや鳥シリーズの作品なども制作した。現代のヴェネチアングラスに、ドルフィンやドラゴン(龍の落し子)などが多く使われているのは、サルヴィアーティ工房の19世紀後半に作られたこれらのシリーズに由来している。


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