青海波と富士
(2015年|日本|江波 冨士子)
江波 冨士子
高校時代、陶芸家を目指し堤 綾子に師事。多摩美術大学デザイン科ガラスコース在学中にリチャード・マーキスのムッリーネ(モザイク・グラス)技法を用いたガラス作品に出会う。以後、ムッリーネの技法を富山ガラス造形研究所にてジャック・ワックスから教わり、ムッリーネを使用した吹きガラスの作品を制作する。 1995年から97年まで、アメリカのチャダムグラスカンパニーでジム・ホームズのアシスタントとして勤務後、1998年神奈川県三浦市に小西潮とともに潮工房を設立し独立。以後、国内外の多数の展示会に作品を出品、2015年にはヴェネチアのイタリア国立東洋美術館で小西潮と二人展「美しのガラス 伝統と創造」を開催、2018年にはムラーノガラス美術館に「Murrina Box」(1998-2018)が収蔵される。
開館25周年特別企画展
「炎と技の芸術 ヴェネチアン・グラス至宝展」