箱根ガラスの森美術館

2022年09月24日

展示作品のご紹介:Toro(雄牛)

展示作品のご紹介:Toro(雄牛)
Toro(雄牛)
(1954年|ヴェネチア|E.コスタンティーニ作|P.ピカソ デザイン)

エジディオ・コスタンティーニ(1912-2007)は、アート・ディレクターとして芸術家たちとともにガラス彫刻の分野を開拓し、後のガラス作家に多大な影響を与えた。「Toro(雄牛)」はパブロ・ピカソのデザインを基に、コスタンティーニがヴェネチアのガラス職人と制作した作品。ヴェネチアン・グラス伝統の吹きガラス技法で、雄牛の背の盛り上がりや全体のボリュームを表現しながらも、ガラス特有の軽やかさを生かした作品となっている。



所蔵作品展:ヴェネチア ガラス彫刻にふれる秋

posted by 箱根ガラスの森美術館 at 09:28 | TrackBack(0) | 美術館・企画展