箱根ガラスの森美術館

2014年10月21日

展示作品のご紹介:装飾脚フルートグラス

展示作品のご紹介:装飾脚フルートグラス

装飾脚フルートグラス
19世紀|ヴェネチア

ルネサンスの時代、天然水晶は呪術的な力があると考えられ、ごく限られた人々しか手にする事が出来なかった。そこでヴェネチアのガラス職人は、水晶の模造品となる無色透明のソーダ・ガラス「クリスタッロ」を発明し、その純度と薄さは多くの人々を驚かせ魅了した。本作品は、クリスタッロを引き伸ばし、脚部にホロー・ノップド・ステムと呼ばれる中空の玉飾りと、ヴェネチア特有の龍の落とし子を思わせる飾りが装飾されたフルートグラスである。現在では発泡酒用の酒器に好まれるフルートグラスだが、19世紀以前のヨーロッパでは、ワインにも使用され、その様子はイタリアの祝宴画の中でも度々描かれている。



「‐華麗なるヴェネチアン・グラス‐ 祝宴の器展」 展覧会図録
B6版 96項 1600円(税込)

■図録通信販売
現金書留で、郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、一冊代金2100円(送料込)を以下の住所に送付してください。

〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
「箱根ガラスの森美術館 祝宴の器展図録係」


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 10:49 | TrackBack(0) | 美術館・企画展
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