箱根ガラスの森美術館

2018年07月12日

展示作品のご紹介:レース・グラス・ゴブレット

展示作品のご紹介:レース・グラス・ゴブレット
レース・グラス・ゴブレット

(1880〜1900年|ヴェネチア|サルヴィアーティ・ドット・アントニオ社もしくはアルティスティ・バロヴィエール工房 ジュゼッペ・バロヴィエール作)

青色の脚部に型吹きによる獅子文が施されたゴブレット。獅子文はヴェネチアの守護聖人である聖マルコの象徴として、ヴェネチアン・グラスの装飾によく見受けられる。ゴブレットの坏身は赤色、乳白色、金箔の入ったガラス棒などを組み合わせた華やかなレース模様となっている。16世紀ルネサンスに流行したレース・グラスは、貴族社会で流行していたレース編みをガラスで表現するため、乳白色ガラスと透明ガラスが用いられて制作されていた。しかし、19世紀になると、それらを参考にしながら、様々な色ガラスを組み合わせたレース・グラスも制作されるようになった。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

posted by 箱根ガラスの森美術館 at 12:38 | TrackBack(0) | 美術館・企画展
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