箱根ガラスの森美術館

2018年08月15日

展示作品のご紹介:船形水差

展示作品のご紹介:船形水差

船形水差
(1880〜1900年|ヴェネチア|サルヴィアーティ・ドット・アントニオ社もしくはアルティスティ・バロヴィエール工房 ジュゼッペ・バロヴィエール作)

帆上に胴を一捻りしたドルフィン、船尾にランプの様な装飾を施した19世紀に作られた船形水差。16世紀に流行した船形水差は、元々金属製の船形カトラリー入れ「ネフ」にはじまり、その後水差の形体をとって「ネフ・ユアー」と呼ばれるようになった。ガラス製船形水差は、1512年にヴェネチア派の画家の娘アルミニア・ヴィヴァリーニが作り始めたといわれ、宴席の装飾品であったと考えられている。ヴェネチアン・グラスとして高い人気を集め、その流行は16世紀以降も続いた。17世紀から19世紀にも類型作品が多数作られている。

箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

posted by 箱根ガラスの森美術館 at 12:02 | TrackBack(0) | 美術館・企画展
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