箱根ガラスの森美術館

2021年01月09日

展示作品のご紹介:ダイヤモンド・ポイント彫り草花文ワイングラス

展示作品のご紹介:ダイヤモンド・ポイント彫り草花文ワイングラス
ダイヤモンド・ポイント彫り草花文ワイングラス
(17世紀|ヴェネチア又はネーデルランド)

ドイツのクルッグ・コレクション旧蔵品である。中空の脚部に付けられたウイング・ステム(装飾脚)や、台部が薄く、口径より大きく吹かれている点などから、ファソン・ド・ヴェニス・グラスではなく、ヴェネチアン・グラスの可能性もある。ヴェネチアでは、レース・グラスが発明されたために、ダイヤモンド・ポイント彫りが衰退し、17世紀後半にはほとんど廃絶してしまった。 しかし、この技法はヴェネチアと関係の深かったネーデルランド地方に移って、専らオランダの特殊技法として、17・18世紀のオランダのガラス工芸に花を添えた。

2021年仮面祭企画展:ヴェネチアン・グラスが映す栄光 −ペストを乗り越えた先に−


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 09:58 | TrackBack(0) | 美術館・企画展
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