箱根ガラスの森美術館

2021年01月30日

展示作品のご紹介:花鳥装飾脚ゴブレット

展示作品のご紹介:花鳥装飾脚ゴブレット
花鳥装飾脚ゴブレット
(1870年頃|ヴェネチア|サルヴィアーティ工房作)

サルヴィアーティ工房が1860年代末から70年代にかけて制作した鳥脚シリーズのゴブレットの1点。花縄の環の中に鳥が止まり、環の外側に華やかさを作り出すひれ飾りを施し、その下部には中空のバラスター・ステムを付けている。バラスターにも華やかさを添えるガラス熔着装飾をして、美しい装飾坏として仕上げている。

ヴェネチアン・グラスが映す栄光
─ペストを乗り越えた先に─

posted by 箱根ガラスの森美術館 at 12:23 | TrackBack(0) | 美術館・企画展
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