箱根ガラスの森美術館

2021年04月19日

収蔵作品のご紹介:月の魚

収蔵作品のご紹介:月の魚
月の魚
(ヴェネチア│ピノ・シニョレット作)
高77.0cm 幅47.5cm

「ソンメルソ」と呼ばれる技法で作られた大型ガラス彫刻。「ソンメルソ」とは、浸すとか沈めるといった意味で、数種の透明な色ガラスを何層か重ね合わせることにより生まれる微妙な色彩をねらって使われる技法である。この作品は、透明で大きな魚の体内に、青と緑の色ガラスを5層に重ね作られている。月のような、月夜を泳ぐ魚のような、幻想的な雰囲気を持った作品である。

収蔵作品のご紹介:月の魚

posted by 箱根ガラスの森美術館 at 07:59 | TrackBack(0) | 美術館収蔵作品のご紹介
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