箱根ガラスの森美術館

2023年04月23日

展示作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ランプ

展示作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ランプ
ミルフィオリ・グラス・ランプ
(1910年頃|ヴェネチア|フラテッリ・トーゾ工房)

様々なミルフィオリ・グラスを使い作られたランプで、ランプシェード、台がガラスでできている。台とランプシェードは、金具でつなげられ、その金具に電球のソケットがつけられている。モザイク・グラスは古代から使われていた技法であるが、古代は型の中にモザイク・グラス片を敷き詰め、加熱して制作していたのに対し、近代はモザイク・グラス片を一枚の板状に熔着した後、少量のガラス種に巻きとって、成形する。この作品は後者の製法で作られており、透明ガラスとミルフィオリ・グラスの二層になっている。

所蔵作品展:千の花咲くヴェネチアン・グラス〜きらめく初夏の庭園〜
会期:2023年4月22日(土)〜7月9日(日)

展示作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ランプ

posted by 箱根ガラスの森美術館 at 09:49 | TrackBack(0) | 美術館・企画展
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