箱根ガラスの森美術館

2008年12月24日

写真家 坪谷 隆 作品展示

箱根ガラスの森美術館では「箱根ガラスの森ヴェネチア仮面祭」開催期間(2008年12月28日〜2009年3月31日)に合わせ、写真家、坪谷 隆の作品を展示いたします。館内の各エリアにテーマ別の作品を展示いたしますので、お見逃しの無い様ご注意ください。

写真家 坪谷 隆 作品展示02

美術館 エリア
「世界遺産“ヴェネチア”」

大運河と小さな島々、迷路のような路地が織りなす水の都ヴェネチア。街のたたずまいは16世紀からほぼ変わらず、今日では70以上の建築物や橋、広場が世界遺産に指定されています。かつて貴族や豪商たちの住んだロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックのさまざまな様式の建築物が、優雅な気品を漂わせて並び、まるで巨大な劇場か、美術館にいるかのような思いにかられます。季節や天候、時間の移ろいにつれて、表情を豊かに変える迷宮都市は、いつまでも私たちの心をとらえて離しません。

仮面貸し出しルーム エリア
「ヴェネチア カーニバル」

カーニバルとは、“謝肉祭”を意味し、ラテン語の「CARNEM LEVARE(肉よ さらば)」を語源とします。元来は、冬の終わりを祝い、キリスト教の四旬節の到来を祝福する祭りでした。絶頂期を迎えた18世紀には、全ての人々が1年の半分をカーニバルに費やします。仮面と華やかな衣装で身分や階層を隠して別人となり、個人をしばる制約やしがらみから解放されて自由を謳歌しました。長い中断の後、1980年に市の行事として蘇り、今日では世界三大カーニバルの一つとして、冬のヴェネチアは世界中の観光客でにぎわいます。

写真家 坪谷 隆 作品展示01

ミュージアム・ショップ エリア
「仮装」

ヴェネチア カーニバルの特徴は、やはりその仮装にあるのではないでしょうか。さまざまな工夫を凝らした精巧な仮面と、色彩にあふれた個性的な衣装と宝飾品を身に着け、中世の貴族、喜劇の道化役、司教や枢機卿、異国人などの別人を演じて、怪しさと美しさを競い合います。運河沿いを優雅に歩く人、豪壮な館の前に佇む人、老舗のカフェでコーヒーを飲む人など、ヴェネチアという舞台の、誰もが主人公となります。その姿は、中世の景観をとどめた街並みに何とも美しく溶け込み、わたしたちをも幻想と夢の世界へ誘います。

カフェ・レストラン エリア
「Caffe」

ヴェネチアは、ヨーロッパのカフェ発祥の地と言われています。「世界でもっとも美しい広間」とナポレオンが絶賛したサン・マルコ広場には、今日も多くのカフェがあり、表にテーブルと椅子を並べ、夜ともなると外に楽団が出て、生演奏と歌がはじまります。かつてヴェネチアでは、政治を司る貴族が外国人と接触することを禁じ、来客を家でもてなす習慣があまりなかったことから、交際の場として、また芸術家と作家の論争の場として、カフェが発展していきました。1720年に創業した最古のカフェ“Caffe Florian”には、ゲーテ、バイロン、プルースト、ヘミングウェイなどの文人も足繁く訪れました。

坪谷 隆 (写真家)
1949年 東京出身
日本写真専門学院卒

 
 学生時代より写真に興味を覚え卒業後、単身渡米New Yorkで (CFプロデユーサー、兼アートディレクター,写真家)のジョージ ナカノ、後にヴォーグ誌、ハーパース.バザー誌、マリークレール誌等で活躍していた写真家のブルース ローレンスの両氏に師事。 
4年間の New York滞在後、1978年帰国。
その間、月刊コマーシャルフォト誌( (玄光社)の特集“若手海外体験派カメラマン”として表紙写真と体験記事が掲載された。後に大手アパレルメーカー、化粧品会社、雑誌広告等幅広い企業からの撮影依頼をうけ現在に至る。

1987年 再度月刊コマーシャルフォト誌( (玄光社)の4ヶ月間同誌の表紙写真として掲載される。
1988年 コマーシャルフォト誌マンスリーベストアドに銀座三愛水着キャンペーンポスターが選出される。
1989年 講談社年間日本の広告写真に作品が掲載される。
1993年 JA全農新聞広告カラーでは第61回毎日広告デザイン賞特別奨励賞を受賞。
1998年 御幸毛織イメージポスターの制作を手掛ける。
2001年 晴海トリトンスクエアーにてイタリア祭ヴェネチアマスクカーニバル「THE MASK」写真展を開催する。
2004年 12月箱根ガラスの森美術館にて”ベネチア感動の仮面祭”写真展を開催する。


現在、コマーシャルフォト、ポートレートやテーマ写真など幅広く精力的に活動している。

 
写真家 坪谷 隆 作品展示03
posted by 箱根ガラスの森美術館 at 15:58 | TrackBack(0) | インフォメーション
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