箱根ガラスの森美術館

2008年12月27日

カルネヴァーレ 〜ヴェネチアン・グラスが誘うカーニバル〜

箱根ガラスの森美術館企画展 
カルネヴァーレ 〜ヴェネチアン・グラスが誘うカーニバル〜
  
18世紀、ヴェネチアは1年の半分が祭りの中にあった……

18世紀のヴェネチアは、クリスマスからほぼ半年の間、様々な祝祭が間を空けずに行なわれていました。中でも最も長い期間行なわれたのが、カルネヴァーレ(カーニバル)です。カルネヴァーレとは、イタリア語で謝肉祭を指し、語源はラテン語の「肉よさらば」(carne vale)から来ています。キリスト復活祭(3月21日以降の最初の満月の日。毎年3月22日〜4月25日の間に行なわれ、2009年は4月12日)の前に行なわれる40日間の節制を乗り切る為に大騒ぎをしたのが、カルネヴァーレの始まりといわれています。
ヴェネチアのカルネヴァーレの大きな特徴といえば、仮面です。人々は、仮面をつけることによって、年齢も貴賎も、果ては性別さえも隠してしまいました。仮面が全てを覆い隠したこの祭りを、ヴェネチアの人々はどのようにして過ごしていたのでしょうか。

ブリゲッラ (コメディア・デラルテの登場人物)
ブリゲッラ (コメディア・デラルテの登場人物)


昼は、仮装パレードに参加したり、大道芸や見世物を見たり、闘牛や格闘技の試合、笑劇などがあちらこちらで行なわれ、それらを楽しみました。夕闇がせまり、空に花火の花が咲く頃、今度は、仮面舞踏会、晩餐会、オペラが行なわれました。中でも、カルネヴァーレで必ず開催されていたのが、リドットと呼ばれる賭博場です。これには、貴族たちがこぞって出掛けていきました。
本展では、カルネヴァーレの最中に行なわれていたものの中から、笑劇:コメディア・デラルテ、仮面舞踏会、リドットを、ヴェネチアン・グラスとともに紹介していきます。

 
開催期間:2008年12月26日(金)〜2009年3月31日(火)
カルネヴァーレ 〜ヴェネチアン・グラスが誘うカーニバル
posted by 箱根ガラスの森美術館 at 11:15 | TrackBack(0) | 美術館・企画展
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