箱根ガラスの森美術館

2011年11月15日

収蔵作品のご紹介『マキア』デイル・チフーリ Dale Chihuly

『マキア』デイル・チフーリ Dale Chihuly

マキア
1981年
デイル・チフーリ Dale Chihuly

「マキア」はイタリア語で「斑点のある」という意味を持ちます。このシリーズはアメリカのシアトルにあるチフーリのスタジオに揃っている色ガラス棒300種を使って作品を制作するというアイデアから始まりました。カラフルな色の組み合わせと流動的な形に特徴があります。内側と外側の色の間に白いガラスの層を挟むことによって、両側の色彩は混ざり合わず鮮やかに映えるのです。
まるで呼吸し脈打っているかのような、躍動的で生命力を感じさせる形は、遠心力と重力によって自然に得られたものです。





デイル・チフーリ Dale Chihuly
1941年 ワシントン州 タコマ生まれ

ワシントン大学在学中にガラスと出会い、ヴェネチアン・グラスの伝統に強い影響を受ける。1992年にはアメリカ発の人間国宝に認定。生命力にあふれるのびやかなフォルムと鮮やかな色彩が印象的なガラスの世界において一つの将来性をみいだしている。


http://www.ciao3.com/museum/modern_glass/dale_chihuly/

posted by 箱根ガラスの森美術館 at 13:30 | TrackBack(0) | 美術館収蔵作品のご紹介
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