箱根ガラスの森美術館

2012年08月22日

収蔵作品のご紹介:花装飾モザイク鏡

花装飾モザイク鏡

19世紀 ヴェネチア
幅21.5cm 高30cm

花装飾モザイク鏡

細かいガラス片を並べ、立体的にバラや小花を表現した鏡。多彩なガラス断片を漆喰に埋めて、様々な模様や人物等を装飾したガラスのモザイクは、色ガラスの生産を特徴としていたヴェネチアのガラス工芸にとって、他国のガラス産業にはできない最大の利点であった。
19世紀から20世紀には、古い教会の修復や壁画を飾る為に用いられ、併せて、新しい建築用の照明器具や建材、あるいはインテリア用品に取り入れられた。




posted by 箱根ガラスの森美術館 at 12:09 | TrackBack(0) | 美術館収蔵作品のご紹介
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