
ビーズ装飾 イブニング・ドレス
1926年 パリ
ピンクのシフォン、ビーズ装飾
イテブ社
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ビーズを装飾したバックやドレスが大流行するとともに、コンテリエと呼ばれるヴェネチアの極小ビーズも欧州各国に大量に輸出された。ファッション界は、1910年頃絶大な影響力をもったポール・ポワレ(1879-1944)を筆頭にコルセットを使用しない機能的な衣服が次々に発表された時期であり、様々な色彩のガラスビーズはアール・デコスタイルの直線的で平面的なイブニング・ドレスを煌びやかに彩った。
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