箱根ガラスの森美術館

2013年04月08日

コメディア・デラルテの登場人物:プルチネッラ

コメディア・デラルテの登場人物:プルチネッラ
コメディア・デラルテの登場人物:プルチネッラ

イタリア南部のナポリ出身の召使で、くちばしのような長い鼻のある仮面を着け、若い雄鶏のような容貌をしています。愚鈍と明敏、臆病と大胆と対立するどちらの性格にもなることが出来ます。哲学的で憂鬱な夢想家でもあります。


2013年仮面祭企画展
Il Mondo Nuovo ─ヴェネチアン・マスクが誘う新たな世界─


静かな冬のヴェネチアでは、春の訪れを告げるように華やかなカーニバル(謝肉祭)が開催されます。カーニバルとは、『カルネ・ヴァーレ=肉よ、さらば』というラテン語に由来し、キリストの40日間の断食修行を追体験する四旬節の一週間前から開かれ、人々は飲食やパレードを大いに楽しみます。ヴェネチアでは、15世紀頃から仮面を着けて仮装するカーニバルが流行し始め、仮面舞踏会や仮面劇といった独自の文化を開花させました。
同じ頃、地中海貿易の重要な支えとなっていたヴェネチアのガラス工芸は、新たな技法が次々と誕生し、透明なガラスやレース模様の食器が貴族の祝宴の食卓を彩りました。17世紀頃から、諸外国でもガラス技術が発展し始めると、多色のエナメル彩が施されたテーブルウェアや、色彩が変化するマーブル・グラス技法の発明など、時代の色調に呼応した作品を生むことで、ヴェネチアのガラス産業は再び注目を集めました。本展は、祝祭の舞台を背景に、大きな発展を遂げた仮面とヴェネチアン・グラスについて、『祝祭都市ヴェネチアの職人たち』、『仮面から生まれた新たな演劇』、『描かれた仮面と人々』という三部構成でご紹介致します。

会期:4月14日(日)まで


posted by 箱根ガラスの森美術館 at 18:55 | TrackBack(0) | 美術館・企画展
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