
竹節形小物入れ
明治時代(箱根)
収蔵:金子皓彦
木材をろくろ挽きして作られた容器。蓋の中央には、ひねり六角文と桜の花びらが象嵌されている。ろくろ細工は箱根では千年の歴史を有する。江戸時代には大平台地区などで、鉢や盆など各種ろくろ挽きの作品が盛んに制作された。寄木文様は宮ノ下や湯本で象嵌されたのであろう。
箱根ガラスの森美術館 2013年特別企画展
─時空を超えた東西の技─「モザイク美の世界」
ヴェネチアン・グラスと里帰りした箱根寄木細工
会期:11月24日(日)まで
http://ciao3.com/museum/kikaku/2013_glassmosaic_yosegi/
【美術館・企画展の最新記事】