箱根ガラスの森美術館

2018年06月18日

展示作品のご紹介:装飾水差

展示作品のご紹介:装飾水差


装飾水差
(19世紀|ヴェネチア|デザイン:ジュゼッペ・バロヴィエール)

大小三つの丸みをおびた形の胴体が特徴的な水差。水差全体には斜方モール装飾が施され、ガラス表面が動きのある仕上がりになっている。また、環状のガラス飾りが胴体から吊り下げられている。

箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展


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2018年06月12日

展示作品のご紹介:双頭龍装飾水差

展示作品のご紹介:双頭龍装飾水差
双頭龍装飾水差
(19世紀|ヴェネチア|デザイン:ジュゼッペ・バロヴィエール)

注ぎ口と持ち手にそれぞれ龍の装飾がされた水差。半透明の乳白色ガラスに金箔が熔着されており、下部には「メッツァ・スタンパトゥーラ」と呼ばれる半型吹きの技法で表現した稜線模様がみられる。これは、ガラス塊を型に押し当て表面に凹凸を付けてから吹きガラス技法で成形する技法である。二頭の龍の装飾が施された形状からは、東洋の器からの影響を感じさせる。

箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年06月11日

展示作品のご紹介:龍装飾水差

展示作品のご紹介:龍装飾水差
龍装飾水差
(19世紀|ヴェネチア|デザイン:ジュゼッペ・バロヴィエール)

淡い赤色の龍の持ち手が熔着された水差。注ぎ口は液体が注ぎやすいように形に工夫が施されている。水差の胴体や脚部、龍の翼などに金箔が熔着され、煌びやかな印象が感じられる。また、龍の装飾は金型や道具を用いて筋状の模様などを施して表現されている


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年05月12日

展示作品のご紹介:花装飾脚蓋付ゴブレット

展示作品のご紹介:花装飾脚蓋付ゴブレット
花装飾脚蓋付ゴブレット
(1866〜1872頃もしくは1878年頃|デザイン:ジュゼッペ・バロヴィエール)
坏身に斜方モールが施され、ステムに花と蔦の装飾が熔着されたゴブレット。過剰とも思えるほどの装飾が施されているが、透明ガラスと青色ガラスの組み合わせにより、軽やかな印象を与えている。ジュゼッペ・バロヴィエールによりこの作品のデザイン画が制作されており、それを基に制作された作品。

展示作品のご紹介:花装飾脚蓋付ゴブレット

箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年05月09日

企画展図録

企画展図録
企画展図録
2018年特別企画展「─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族」で展示された作品等を掲載しております。
2,000円(税込)

企画展図録


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2018年05月07日

展示作品のご紹介:グッゲンハイム坏

展示作品のご紹介:グッゲンハイム坏
グッゲンハイム坏
(1875年|ヴェネチア|サルヴィアーティ工房 ジュゼッペ・バロヴィエール作)

商人ミケランジェロ・グッゲンハイムの所有していた作品を参考に制作された装飾杯であったため、「グッゲンハイム」という名前が付けられた。中空の球体の間に三方向から紐状のガラスを挟み込んで、四段に重ねた脚部が特徴的である。
最初イシドーロ・セグーゾが複製に成功し、その後ジュゼッペ・バロヴィエールも制作に成功しており、二人がこの作品の複製に挑戦した記事が、ムラーノ島の新聞「ラ・ヴォーチェ・ディ・ムラーノ」に掲載された。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年05月06日

展示作品のご紹介:キャンデラブラム

展示作品のご紹介:キャンデラブラム
キャンデラブラム
(1877年|ヴェネチア|サルヴィアーティ工房|ジュゼッペ・バロヴィエール)

展示作品のご紹介:キャンデラブラム

作高さ約1メートルにも及ぶ、ガラス製の大型多枝燭台。下部の台座部分と、何本もの枝が差し込まれる上部の受け皿の部分は、多色のガラス片により着彩。脚部中央には緑色の2頭の龍が装飾されている。また、うねるように伸び上がる枝は、金属の棒を芯にして、そこに長さ1.5cm程の管状のガラスをいくつも通すことにより、このような動きを可能にしている。その先に取り付けられた色とりどりの花の中心に蝋燭が立てられるような仕組みになっている。

箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年05月05日

展示作品のご紹介:風にそよぐグラス

風にそよぐグラス
風にそよぐグラス
(1895年|ヴェネチア|アルティスティ・バロヴィエール工房|ジュゼッペ・バロヴィエール作)

淡いピンク色のガラスで、極めて薄く吹かれた坏身は、折れてしまいそうな程細い脚で支えられている。脚部は左右に曲がりながらも、絶妙なバランスで自立しているため、少しの風でも繊細に揺れる。「風にそよぐグラス」シリーズは1895年の第1回ヴェネチア・ビエンナーレと共に開催された展覧会に初めて展示され、人々の大きな関心を集めた。「風にそよぐグラス」は、ジュゼッペ・バロヴィエールにより1895年頃に数点実験的に制作された。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展


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2018年05月03日

ギャラリートーク

ギャラリートーク
箱根ガラスの森美術館ではギャラリートークを開催しております。

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2018年04月29日

展示作品のご紹介:花装飾脚オパールセント・グラス・ゴブレット

展示作品のご紹介:花装飾脚オパールセント・グラス・ゴブレット
花装飾脚オパールセント・グラス・ゴブレット
(1880年頃|ヴェネチア|サルヴィアーティ工房 デザイン:ジュゼッペ・バロヴィエール)

オパールセント・グラスという色ガラスで制作された大型の花装飾脚ゴブレット。実用性より鑑賞を目的とした作品で、テーブルセンターなどとして使用されたと考えられる。脚部や、坏身下部にひだ状の装飾があり、脚部中央の円形の蔓状装飾部分には乳白色と黄色のガラスで表現した小花が熔着されている。ジュゼッペ・バロヴィエールのデザイン画に描かれている「花装飾脚蓋付ゴブレット」と形体が類似しており、本来はこちらにも蓋が付属していた可能性がある。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年04月16日

─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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箱根ガラスの森美術館 2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展
会期:4月28日(土)から11月25日(日)まで。

ガラス職人の一族バロヴィエール家は、15世紀に世界初の透明ガラスを発明したアンジェロから、19世紀に糸のように細い脚で自立するガラスの制作に成功したジュゼッペに至るまで、常にガラスの可能性に挑戦しヴェネチアン・グラスの発展に深く関わってきました。
本展では、バロヴィエール家の名工達が発明した数々の技法を紹介するとともに、世界でも現存数の少ない「風にそよぐグラス」や、日本初公開となるバロヴィエール家のコレクションを含め約80点を展示し、バロヴィエール一族の探究心に迫ります。


主催:ヴェネチア市立美術館総局、箱根ガラスの森美術館、毎日新聞社
後援:イタリア大使館、イタリア文化会館、箱根町
協力:ムラーノ・ガラス美術館、一般財団法人 箱根町観光協会、小田急グループ、
ガラス史家 ローザ・バロヴィエール・メンタスティ、ビーズ・コレクター オーガスト・パニーニ

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2018年03月07日

2018年特別企画展「華麗なるバロヴィエール一族展」

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2018年特別企画展「華麗なるバロヴィエール一族展」
会期:2018年4/28から11/25まで(予定)
奇跡のガラス「風にそよぐグラス」シリーズを一挙展示。名工ジュゼッペ・バロヴィエールを輩出したガラス工房バロヴィエール一族が生み出した技術と栄光を紹介する展覧会を開催いたします。

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2018年01月27日

仮面祭企画展:ヴェネチアン・カーニバル

仮面祭企画展:ヴェネチアン・カーニバル
仮面祭企画展:ヴェネチアン・カーニバル
〜色鮮やかに演出するヴェネチアン・グラス〜
会期:2017年12月27日から2018年4月8日
(1月9日から1月19日は休館)
カーニバルを表現したガラスの人形と色鮮やかなヴェネチアン・グラスとの競演をお楽しみください。



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2018年01月20日

2018年仮面祭企画展:ヴェネチアン・カーニバル



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2018年01月09日

収蔵作品のご紹介:ロック・クリスタル双耳瓶

収蔵作品のご紹介:ロック・クリスタル双耳瓶
ロック・クリスタル双耳瓶
Bottle in rock-crystal with two handles
(16世紀|ヴェネチア)

ギリシャ陶器の「アンフォリスコス」形の水晶の彫刻瓶。素材はガラスではなく、天然水晶を削り出して、金具で接合している。天然水晶は当時、王侯貴族のみが所有できる富と権力の象徴であった。天然水晶のような高品質の透明ガラスをみごと生み出すことに成功したのは、15世紀中頃のヴェネチアの名工アンジェロ・バロヴィエールであった。


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2018年01月04日

展示作品のご紹介:龍形脚花器

展示作品のご紹介:龍形脚花器
龍形脚花器
(ヴェネチア)
宙吹き、熔着装飾、アヴェンチュリン・グラス

坏身と台にアヴェンチュリン・グラスを使い、脚部に龍の装飾を付けた花器。龍とその下の軸は無色透明のガラスを使い、龍の下には波状の水色のガラスが巻かれている。龍が首と脚を巻きつけて坏身を抱え、尾は軸に巻きついている。アヴェンチュリン・グラスとは、17世紀に発明された技法で、一般的な作り方は、ガラスの原料に金属粉を入れて熔融すると、ガラスが冷めたときに、その金属の微粒子が光を反射して光る、というもので、まるで砂金で作ったかのようにキラキラと輝く。

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2017年12月25日

展示作品のご紹介:ガラスのプレセピオ「東方の三博士」

展示作品のご紹介:ガラスのプレセピオ「東方の三博士」
展示作品のご紹介:ガラスのプレセピオ「東方の三博士」
(20世紀・ヴェネチア)

右から
メルキオール:黄金を持って礼拝に来た博士。
バルタザール:乳香を持って祝福のために来た博士。
カスパール:没薬を持って礼拝に来た博士。

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2017年12月23日

展示作品のご紹介:ガラスのプレセピオ「ヨハネ像」

展示作品のご紹介:ガラスのプレセピオ「ヨハネ像」
展示作品のご紹介:ガラスのプレセピオ「ヨハネ像」
(20世紀|ヴェネチア)
若い姿で表現されたヨハネのひざまづく像。

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2017年12月22日

展示作品のご紹介:磔刑図

展示作品のご紹介:磔刑図
展示作品のご紹介:磔刑図
(18世紀|ヴェネチア)

十字架上でのイエス・キリストの死は、5世紀以降様々な表現方法を用いて描かれてきた。この作品は磔刑図の他、四隅に四人の福音書記者、十字架上には傷口から流れ出たイエスの血を受け止める天使などが肉厚のエナメル彩により描かれている。
また、両足を十字架の横木に乗せ、二本の釘で固定されたイエスの姿や、十字架下のされこうべ等、東方正教会の影響が見て取れる。
新約聖書のマタイ福音書では、ゴルゴダの丘を「されこうべの場所」と記している。このされこうべは最初の人アダムのものだとされ、イエスがアダムの埋葬場所で、その子孫に救済をもたらす事を示している。

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