箱根ガラスの森美術館

2018年12月12日

仮面祭企画展:迷宮都市にみる夢幻 〜ヴェネチアン・グラスが誘うカーニバルの舞台〜

仮面祭企画展:迷宮都市にみる夢幻 〜ヴェネチアン・グラスが誘うカーニバルの舞台〜
迷宮都市にみる夢幻 〜ヴェネチアン・グラスが誘うカーニバルの舞台〜
会期:2018年12月27日(木)から2019年4月8日(月)
※2019年1月15日から1月25日は休館とさせていただきます。

本企画展では、カーニバルの時期に上演されたヴェネチア伝統の仮面劇「コメディア・デラルテ」の登場人物を表現したガラス人形等のガラス作品の他、約40点の坪谷氏の写真作品を通して、春の訪れを待つに相応しい本場ヴェネチアのカーニバルが持つ情熱と文化をご紹介致します。


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2018年12月10日

プレセピオの歴史

プレセピオの歴史
─プレセピオの歴史─
イタリアを始めヨーロッパのカトリック諸国ではクリスマスにプレセピオという、人形を飾る習慣があります。
12世紀に聖フランチェスコによって創始されたプレセピオは文字を殆ど読むことのできなかった当時の民衆に、キリスト教を理解してもらうために「キリスト生誕」、「羊飼いの礼拝」、「東方の三博士の礼拝] の場面を総合的に人形で再現したものです。
ルネサンス時代、この主題はキリスト教絵画の代表的な画題として多くの画家に描かれ、画家たちの豊かな想像力により、物語はさらに細かく、華やかに表現されてゆきました。
それ以降、プレセピオにも細やかな絵画表現が多く反映され、キリストを訪れる三博士に加え、キリストの生誕を知らせた羊飼いや、三博士の従者などがひしめき合い、華やかな祝いの場面として表現されるようになりました。
ヴェネチアでは19世紀後半からガラスによりプレセピオが制作され、様々な形式のものが残されています。


箱根ガラスの森美術館 2018年クリスマス企画展
ヴェネチアン・グラスが語る聖書の世界
会期:2018年12月1日(土)から12月25日(火)まで

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2018年12月08日

ギャラリートーク

ギャラリートーク
箱根ガラスの森美術館ギャラリートーク
開催日時:12月22〜24日(15:00〜15:20)
当館学芸員がクリスマスにまつわる作品などを紹介します。参加をご希望の方は、開催時間の5分前にヴェネチアン・グラス美術館の入口にご集合ください。

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2018年12月05日

展示作品のご紹介:龍形脚花器

展示作品のご紹介:龍形脚花器
龍形脚花器
(ヴェネチア)
杯身と台にアヴェンチュリン・グラスを使い、脚部に龍の装飾を付けた花器。龍とその下の軸は無色透明のガラスを使い、龍の下には波状の水色のガラスが巻かれている。龍が首と脚を巻きつけて杯身を抱え、尾は軸に巻きついている。アヴェンチュリン・グラスとは、17世紀に発明された技法で、一般的な作り方は、ガラスの原料に金属粉を入れて熔融すると、ガラスが冷めたときに、その金属の微粒子が光を反射して光る、というもので、まるで砂金で作ったかのようにキラキラと輝くガラス。

2018年クリスマス企画展
ヴェネチアン・グラスが語る聖書の世界
会期:2018年12月1日(土)から12月25日(火)まで

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2018年12月03日

展示作品のご紹介:磔刑図

展示作品のご紹介:磔刑図
磔刑図
(18世紀|ヴェネチア)

十字架上でのイエス・キリストの死は、5世紀以降様々な表現方法を用いて描かれてきた。この作品は磔刑図の他、四隅に四人の福音書記者、十字架上には傷口から流れ出たイエスの血を受け止める天使などが肉厚のエナメル彩により描かれている。
また、両足を十字架の横木に乗せ、二本の釘で固定されたイエスの姿や、十字架下のされこうべ等、東方正教会の影響が見て取れる。
新約聖書のマタイ福音書では、ゴルゴダの丘を「されこうべの場所」と記している。このされこうべは最初の人アダムのものだとされ、イエスがアダムの埋葬場所で、その子孫に救済をもたらす事を示している。

2018年クリスマス企画展
ヴェネチアン・グラスが語る聖書の世界
会期:2018年12月1日(土)から12月25日(火)まで

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2018年12月02日

展示作品のご紹介:セダープレート

展示作品のご紹介:セダープレート
セダープレート
(19世紀|ヴェネチア)

過越祭(すぎこしのまつり)で使用する大皿。過越祭とは、モーゼ率いるイスラエル人がエジプトを脱出できた事を祝って毎年行うユダヤの三大祝節の一つである。「過越」とは、イスラエル人救出の為、神がエジプト人の長子と家畜の初子の命を奪っていった際、子羊の血を門や柱に塗ったイスラエル人の家を「過越」していった事に因む。苦菜(西洋わさび)、クルミとリンゴを混ぜたハロセット、子羊の前脚のロースト、固ゆで卵等六種類の食品が大皿に並べられる。「最後の晩餐」は、受難を前にしたキリストが弟子達とエルサレムで祝った過越祭の場面だと言われている。

箱根ガラスの森美術館 2018年クリスマス企画展
ヴェネチアン・グラスが語る聖書の世界
会期:2018年12月1日(土)から12月25日(火)まで

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2018年11月29日

2018年クリスマス企画展

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会期:2018年12月1日(土)から12月25日(火)
イエス・キリストの生誕場面を再現した「プレセピオ」や、エナメル彩による磔刑図など、約40点のヴェネチアン・グラスの作品を通して、イエスの生誕を祝うクリスマスから、「最後の晩餐」やイエスの受難といった聖書の世界をご紹介致します。

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2018年11月24日

展示作品のご紹介:ヨゼフとポティファルの妻

展示作品のご紹介:ヨゼフとポティファルの妻
ヨゼフとポティファルの妻
(1731年|ヴェネチア|ミオッティ工房)

乳白色ガラスで作られた板ガラスに、聖書を題材にした絵柄が多色で描かれている。旧約聖書創世記の「ヨゼフとポティファルの妻」の逸話の一場面が、中央の楕円形の中に描かれ、その周囲は草花文で埋められている。この作品の裏面には「ALGESU MURANO1731」と銘が記されており、ミオッティ工房のダニエーレ(1673-1763)が制作したものと判明している。この作品と同様に、聖書の「カインとアベル」を描き、裏面に同じサインの入ったミオッティ工房制作のガラス絵も、ヴェネチアのムラーノ・ガラス美術館に残されている。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年11月23日

展示作品のご紹介:サファイア

展示作品のご紹介:サファイア
サファイア
(1936〜1954年|ヴェネチア|バロヴィエール&トーゾ社 デザイン:エルコレ・バロヴィエール)

イタリア語で「ザフィーロ(サファイア)」と名付けられた青色のガラス鉢。この作品は色ガラスを熔解窯の中で完全に熔融させるのではなく、半熔融の状態のままのガラスを用いて成形するという技法で作られている。色の濃淡や文様が複雑に変化する表現方法は、それまでの色ガラスのイメージを一新した。エルコレはこの他にも、ガラスの表面に金属化合物を熔着させたり、ガラス生地の中に細かい金属繊維を封入したりするなど、現代ガラスに大きな影響を与える作品を積極的に発表した。

箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年11月22日

展示作品のご紹介:ア・ステレ(星文)

展示作品のご紹介:ア・ステレ(星文)
ア・ステレ(星文)
(1942年|ヴェネチア|バロヴィエール&トーゾ社、デザイン:エルコレ・バロヴィエール)

工房名をバロヴィエール&トーゾ社に変更した1942年頃から展開した「ア・ステレ」シリーズの代表作品。この作品は無色透明のクリスタル・ガラスの花器の表面に、小さな円形のカット装飾を施し、6本の筋の入ったやわらかな印象な装飾を一面に熔着している。これにより、カットされた面がレンズのような役割を担い、6本の筋の入った装飾を無数の星のように映し出す効果を生んでいる。これが「ア・ステレ(星文)」の名前の由来である。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年11月21日

展示作品のご紹介:コリント

展示作品のご紹介:コリント
コリント
(1987年(1948年モデルの復刻)|ヴェネチア|バロヴィエール&トーゾ社 デザイン:エルコレ・バロヴィエール)

1935年、エルコレはフェッロ・トーゾ社と協力し、フェッロ・トーゾ・バロヴィエール(後のバロヴィエール&トーゾ社)を立ち上げた。1948年にエルコレがデザインした作品が、10世紀頃からガラスが制作されていたペロポネソス半島の都市「コリント」の名が付けられたモザイク・グラスである。金箔を熔着した多彩な色ガラス棒をつなぎ合わせて制作しており、古代から中世にかけて建築などを彩ったモザイク芸術を連想させる。この作品は、1948年に考案された「コリント」のデザインを基に1987年に復刻された作品である。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年11月20日

展示作品のご紹介:テッセレ・アンブラ(琥珀を織る)

展示作品のご紹介:テッセレ・アンブラ(琥珀を織る)
テッセレ・アンブラ(琥珀を織る)
(1962年|ヴェネチア|バロヴィエール&トーゾ社 デザイン:エルコレ・バロヴィエール)

1950年から70年にかけて展開されたのが、エルコレ・バロヴィエールのガラス・テクスチャー・シリーズで、彼の独創的な想像力と技術的知識によって様々なモザイク・グラスが制作された。1957年頃から制作されたこの「テッセレ・アンブラ(琥珀を織る)」と呼ばれる作品は、ガラス片を組み合わせて市松模様に熔着したモザイク・グラス板をポンテで巻き取り、全体を均一に伸ばして成形された。一見すると非常にシンプルな造形だが、隙間なくガラス片同士を熔着するのは極めて難しい技術を要する。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展


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2018年11月13日

展示作品のご紹介:ロストラート

展示作品のご紹介:ロストラート
ロストラート
(推定1987年(1938年モデルの復刻)|ヴェネチア|バロヴィエール&トーゾ社 デザイン:エルコレ・バロヴィエール)

透明なガラスと、茶褐色のフメ・ガラスを交互に重ねて器を作り、表面に船嘴状の突起を熔着したガラス鉢。「ロストラート(船嘴装飾)」と名付けられたこのシリーズは、1936年第6回ミラノ・トリエンナーレとブリュッセル万国博覧会で、それぞれ金メダルを受賞し、1938年のヴェネチア・ビエンナーレでも国内外から好評を博した。以後、多種多様な作品にこの独特の模様が使用され、鉢のほかにも花器やランプシェード、シャンデリアなどが作られた。この作品は1987年頃に復刻されたものと考えられる。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年11月04日

展示作品のご紹介:裸婦像

展示作品のご紹介:裸婦像
裸婦像
(1934年頃|ヴェネチア|バロヴィエール・セグーゾ・フェッロ工房|デザイン:フラヴィオ・ポーリ ナポレオーネ・バロヴィエール作)

ジュゼッペの息子ナポレオーネは、1933年からアルキメデ・セグーゾなどと協力し、「バロヴィエール・セグーゾ・フェッロ工房」(後のセグーゾ・アート・グラス工房)を設立した。この作品は、1934年からセグーゾ・アート・グラス工房にデザイナーとして携わったフラヴィオ・ポーリのデザインに基づき、吹きガラス技法で制作した裸婦像。台座には細い糸状のガラスを熔着して波状文が表現されており、女性像の傍らにはドルフィンが熔着されている。また、作品全体には光彩を放つイリデセンス・グラスを使用している。

箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年10月29日

展示作品のご紹介:バラ装飾モザイク・グラス花器

展示作品のご紹介:バラ装飾モザイク・グラス花器
バラ装飾モザイク・グラス花器
(1914年|ヴェネチア|アルティスティ・バロヴィエール工房|デザイン&制作:ジュゼッペ・バロヴィエール)

「花の展示会」の頭文字と開催年を表す「FMF 1914」のイニシャルが入ったモザイク・グラスの花器。1914年にドゥカーレ宮殿で開催された「花の展示会」に出品された作品の一つと考えられ、ジュゼッペ・バロヴィエールは、これらの出品作品でグランプリを受賞した。宙吹き成形された器の表面に熔着されたバラの花と葉の形をしたガラス片は、大変繊細に制作されており、他のモザイク・グラスとは一線を画している。

箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年10月21日

展示作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ランプ

展示作品のご紹介:ミルフィオリ・グラス・ランプ
ミルフィオリ・グラス・ランプ

(1910年頃|ヴェネチア|アルティスティ・バロヴィエール工房)

金属製のバラの花や茎で作られたスタンドと、黒地に一面花模様の入った卵形シェードが組み合わせられた電気式ランプ。明かりを点灯すると、花模様の色ガラスが光を透過して、ステンド・グラスのような鮮やかな色彩を現す。脚部に装飾されたバラの花や葉は、金属で成形した後に着色されていることが分かる。また、上部のランプシェードは、イタリア語で千の花という意味の「ミルフィオリ」と呼ばれる技法で制作され、材料の花柄のガラス片の作成から、それらの材料を種ガラスに巻き付けて、空気を吹き込み膨らませるまで、多数の工程を経て制作されている。鉄による作品を制作していたウンベルト・ベロットは、1914年のヴェネチア・ビエンナーレに、鉄の枠組みと、ガラス工房で制作した器を組み合わせた作品を出品した。このランプも、ジュゼッペがサルヴィアーティから工房を引き継ぎ、アルティスティ・バロヴィエール工房と改名した以降に、他分野のデザイナーと協力して制作した作品の一つと考えられている。

箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年10月19日

展示作品のご紹介:イリデセンス・グラス花器

展示作品のご紹介:イリデセンス・グラス花器
イリデセンス・グラス花器

(1890年頃|ヴェネチア|サルヴィアーティ・ドット・アントニオ社もしくはアルティスティ・バロヴィエール工房 ジュゼッペ・バロヴィエール作)

黒色イリデセンス・グラスの花器で、表面にはモール装飾による稜線が施されており、左右に把手が熔着されている。1878年からサルヴィアーティの工房では、「メタリフォルミ」と呼ばれる黒色のイリデセンス・グラスを制作していた。それらは長い間地中に埋まっていた古代のガラスが、地下水や土中の成分などの影響により、ガラスの表面が虹色に変化する自然現象である「銀化」を人工的に表現したものである。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年10月14日

2018年クリスマス企画展 ─ヴェネチアン・グラスが語る聖書の世界─

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箱根ガラスの森美術館 2018年クリスマス企画展
─ヴェネチアン・グラスが語る聖書の世界─
会期:2018年12月1日(土)から12月25日(火)
イエス・キリストの生誕場面を再現した「プレセピオ」や、エナメル彩による磔刑図など、約40点のヴェネチアン・グラスの作品を通して、イエスの生誕を祝うクリスマスから、「最後の晩餐」やイエスの受難といった聖書の世界をご紹介致します。

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2018年10月07日

展示作品のご紹介:クジャクのモザイク・グラス

展示作品のご紹介:クジャクのモザイク・グラス
クジャクのモザイク・グラス
(1913年|ヴェネチア|アルティスティ・バロヴィエール工房|デザイン&制作:ジュゼッペ・バロヴィエール)

約4センチ程の大きさに構成されたこの孔雀のモザイク・グラスは、1913年にカ・ペーザロで行われたジュゼッペとゼッキンが参加した展覧会に出品された作品の一点である。数あるモザイクのガラス片の中でも、この作品は、19世紀から20世紀にかけて制作された作品のなかで、最も美しいとされ、技術を極めた逸品といえる。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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2018年10月02日

展示作品のご紹介:羽状文装飾花器

展示作品のご紹介:羽状文装飾花器
羽状文装飾花器

(1913年|ヴェネチア|アルティスティ・バロヴィエール工房デザイン&制作:ジュゼッペ・バロヴィエール)

1913年にカ・ペーザロで開催されたジュゼッペ・バロヴィエールと画家のヴィットリオ・ゼッキンが参加した展覧会に出品された作品の内の一点。宙吹き成形した青色ガラスに、白色ガラスを口辺部、首部、胴部にそれぞれ熔着し、表面を分割している。分割された空間に赤、黄、緑のガラスを熔着し、上から下へ向かって引っ掻くことで、独特の羽文様を表現している。


箱根ガラスの森美術館2018年特別企画展
─奇跡のガラスを生んだ─ 華麗なるバロヴィエール一族展

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