箱根ガラスの森美術館

2022年08月31日

〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界(後期展示)

〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界(後期展示)
会期:2022年9月28日(水)から2023年4月16日(日)まで。
自然表現をテーマに、ガラスという共通の素材で異なるアプローチを試みる3人の現代作家の作品を紹介します。

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2022年08月28日

ヴェネチアン・グラスを彩る海の生き物たち

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2022年08月27日

ヴェネチア ガラス彫刻にふれる秋

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所蔵作品展:ヴェネチアン・グラスの四季
─ヴェネチア ガラス彫刻にふれる秋─
会期:2022年9月10日(土)から10月30日(日)まで。

芸術作品を制作する礎となった20世紀の作品を展示します。


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2022年08月17日

企画展 〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界

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2022年08月03日

ヴェネチアン・グラスを彩る海の生き物たち

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2022年07月30日

ギャラリートーク

ギャラリートーク
学芸員による作品解説を実施します。

開催日:2022年8月5、8、12、19、26日
時間:11:30〜/14:30〜
場所ヴェネチアン・グラス美術館入口



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2022年07月27日

展示作品のご紹介:風にそよぐグラス

展示作品のご紹介:風にそよぐグラス
風にそよぐグラス
(1895年|ヴェネチア|ジュゼッペ・バロヴィエール作)

淡いピンク色のガラスで極めて薄く吹き上げられた坏身は、折れてしまいそうな程細いステム(脚部)によって支えられている。しかし、そのステムは直線的ではなく、曲がりくねっているため、 わずかな風にもゆらゆらと揺れ動く。ジュゼッペ・パロヴィエールを中心に結成された「芸術家集団バロヴィエール」によって実験的に作られたグラスで、19世紀末、ヨーロッパで大流行したアール・ヌーヴォー様式が初めてヴェネチアン・グラスに取り入れられている。1895年に開催された第1回ヴェネチア・ビエンナーレに出品され、ガラス工芸の常識を破る驚異の技術を駆使した奇蹟のグラスとして世界中から大きな注目を集めた。


箱根ガラスの森美術館 特別企画展
〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界

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2022年07月16日

夏休み お子様向け作品鑑賞ガイド

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2022年7月16日(土)〜8月31日、企画展と収蔵作品展の内容を楽しみながら、より深く学べるように「作品鑑賞ガイド」を美術館入口にて配布いたします。ガイド中のクイズに挑戦してくれた幼児・小中生のお客様にはガラスのピンブローチをおひとつプレゼントします。

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夏休み お子様向け音声ガイド

夏休み お子様向け音声ガイド
夏休み お子様向け音声ガイド
期間:2022年7月16日(土)〜8月31日(水)
当館の学芸員と対話しているような形式の分かりやすい音声ガイドです。

お手持ちのスマートフォンから、QRコードを会場で読み込んで頂くと、展示作品の解説を聞くことが出来ます。(無料サービス)
独自アプリ等のインストールは不要です。普段使用されているブラウザでご利用いただけます。

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2022年07月14日

展示作品のご紹介:龍装飾水差

展示作品のご紹介:龍装飾水差
龍装飾水差
(19世紀|ヴェネチア|サルヴィアーティ工房)

龍の装飾がついた水差。アヴェンチュリンのレース・グラス棒と水色不透明ガラス棒を交互に配したレース・グラスで作られている。 脚は金箔熔着したホローノップ、台は坏身と同じパターンで作られている。龍は、無色透明ガラスに金箔熔着、 縦モールをつけて形作られており、 赤い舌、 黄色に黒い目玉がつけられている。龍は装飾的な把手となっている。開口部は外側に、台の縁は底側にそれぞれ折り返してある。

箱根ガラスの森美術館 特別企画展
〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界


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2022年07月10日

展示作品のご紹介:龍装飾ドルフィン形水差

展示作品のご紹介:龍装飾ドルフィン形水差
龍装飾ドルフィン形水差
(19世紀|ヴェネチア)

龍の落し子の装飾がついたドルフィン形の水差。龍の落し子は無色透明ガラスで作られ、ピンク色の舌、中心が黒く周りが黄色の目がつけられている。ドルフィンは、緑色のガラスで作られ、ヒレ、口、頭部は無色透明に、金箔熔着のガラスで作られている。龍の落し子、ドルフィンとも縦モールがつけられ、金箔熔着されている。

展示作品のご紹介:龍装飾ドルフィン形水差

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2022年07月03日

〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界

〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界

箱根ガラスの森美術館 特別企画展
〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界

ガラスという千変万化する素材の魅力を存分に引き出し、工芸の分野に留まらない多様なガラス表現を模索するイタリアとアメリカ、そして日本のアーティストたちの個性が豊かに響き合う、ガラス・アートの世界をご覧ください。


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2022年07月01日

展示作品のご紹介:レース・グラス角形酒器

展示作品のご紹介:レース・グラス角形酒器

レース・グラス角形酒器
17世紀|ヴェネチアもしくはファソン・ド・ヴェニス

2種類のレース棒を使って作った角形のレース・グラス酒器で、口に金具の栓が付けられ、背に2箇所の紐通しが、ガラス紐を熔着して作りつけられている。この角形レース・グラス酒器は、17世紀に流行した作品と思われ、ヨーロッパ各地の美術館に所蔵されている。ドイツのプロイセン国立博物館の他、数例がある。ワインを容れる携帯用のボトルで、野外の宴会用の什器である。

〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界


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2022年06月29日

展示作品のご紹介:船形水差

展示作品のご紹介:船形水差
船形水差
(16世紀中頃|ヴェネチア|推定アルミニア・ヴィヴァリーニ作)

透明なガラスで制作された船形の装飾水差。古代から、天然の素材を基に作られていたガラスは、含まれている不純物による発色が原因で、決して無色透明ではなかった。ヴェネチアでは13世紀末頃にこの不純物による発色を抑えるために、消色剤として二酸化マンガンを添加して無色透明なガラスを作り出し、より芸術的な作品へと昇華させていった。この船形水差も、装飾に少量の色ガラスを使用し、透明さがより引き立つように工夫されている。船のモチーフの器は、遠方からの富を運ぶ象徴として人気があり、船形水差が生み出される以前にも、カトラリー入れなどとして貴族たちの宴席を華やかに彩っていた。


〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界

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2022年06月28日

展示作品のご紹介:点彩扁瓶

展示作品のご紹介:点彩扁瓶
点彩扁瓶
(16世紀|ヴェネチア)

ラッティモと呼ばれる乳白色ガラスの代表的作品で、中国の白磁器への憧れから、16世紀頃にガラス製の模造磁器として盛んに作られました。平たい瓶の器形は、聖地の聖水を汲んでくる巡礼瓶にその形式の源流があります。


〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界



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2022年06月26日

展示作品のご紹介:人物行列文壺

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人物行列文壺
(1500年頃|ヴェネチア )

球形の胴部に、円錐形の首部、胴と一体化した高台部からなるコバルト・ブルーの小壷。上下部に点彩と金彩で縁どりを施し、胴部には白馬にまたがる天使や、イタリア・ルネサンス時代のコスチュームを纏った人々の行列が描かれている。
15世紀末頃より、エナメル彩技法の作品には人物表現が導入されるようになったが、この様な小壷に描いたものは珍しい。


〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界

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2022年06月24日

展示作品のご紹介:点彩花文蓋付ゴブレット

展示作品のご紹介:点彩花文蓋付ゴブレット
点彩花文蓋付ゴブレット
(1500年頃|ヴェネチア)

ピザンツ帝国にみられる杯の形と、シリアなどイスラム文化圏で用いられたガラス顔料によるエナメル彩技法が取り入れられた蓋付坏。地中海貿易で隆盛を極めたヴェネチア共和国と、その周辺国との交流を象徴する作品の一つ。濃紺のガラス地に、エナメル彩、金彩の装飾が施され、一見、重厚な作りの器に見えるが、坏の部分は吹きガラス技法で薄く吹いて制作されている。“まるで羽根のように軽い”と表現される、ヴェネチアン・グラスの特徴を備えた逸品と言える。


〜響き合う東西の美〜 ガラス・アートの世界

展示作品のご紹介:点彩花文蓋付ゴブレット

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2022年06月21日

展示作品のご紹介:ダイヤモンド・ポイント彫りヴァンジェリスティ家紋章文コンポート

展示作品のご紹介:ダイヤモンド・ポイント彫りヴァンジェリスティ家紋章文コンポート
ダイヤモンド・ポイント彫りヴァンジェリスティ家紋章文コンポート
(16世紀末-17世紀初|ヴェネチア)

この作品は、ダイヤモンド・ポイント彫りの代表的な一例で、草花文様とヴェローナのヴァンジェリスティ家の家紋が彫刻されている。

大きなコンポートの皿部は、ほぼ水平に作られ、縁がわずかに反りあがっている。その中央には青色のガラスの鎖と、それに沿うように内側と外側に透明なガラスが、円環状に熔着装飾されている。この種のコンポートは、ダイヤモンド・ポイント彫りのほか、エナメル彩を施した作品も数多く残されている。

展示作品のご紹介:ダイヤモンド・ポイント彫りヴァンジェリスティ家紋章文コンポート


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2022年06月20日

展示作品のご紹介:長頸瓶

展示作品のご紹介:長頸瓶
長頸瓶
(1世紀|東地中海沿岸域)

紀元前1世紀のシリアで吹きガラス技法が発明されると、高級品から日用品に至るまで、幅広い種類のガラス器を制作できるようになった。ガラス表面の玉虫色の輝きは、特定の条件がそろった際にみられる、「銀化現象」と呼ばれる長年の風化作用によるもの。


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